「ボディメイク」と「筋トレ」、「ダイエット」と「減量」ってダイエットの情報を見るとよく出るけど、意味の違いあるの?
- 減量は体重を減らす ダイエットは体脂肪が適切になるように減らす
- ダイエットのためには筋トレが必要
- ダイエットが成功したらボディメイク=体脂肪を適切にコントロールしながら筋力アップで引き締まった体つくり
「ダイエット」と「減量」
「減量」は体重を減らすこと。どんな手段をとっても体重を減らす
極端な話ボクシング選手は水の摂取を制限したりして強引に体重減らしたりしますね
文字通り「量=体重を減らす」ってことですね
とはいえ、スポーツ選手の減量が、何も考えず体重減らしているわけではないので誤解なく
そういう意味ではスポーツ選手の場合「限界まで脂肪を削る」という意味として使っている場合もあるでしょう
それに対してダイエットは 「無駄な脂肪を適切にへらす」 という意味になります
「ダイエット」は健康的な身体を作ることを目的に、適切な運動と食事コントロールをすることになります。
適切な体脂肪率は?
・女性:標準20~29% 理想20~23%
・男性:標準10~19% 理想15%前後
競技をする人はボディビルダーのように3%近くまでとことん減らす場合もありますが、これはあくまで競技者の話で、一般人はここまでやったらダメ。
体脂肪を減らしすぎると、体温保持が難しくなり体温が下がりやすく、体の免疫力が低下します
免疫力が低下すると風邪などを引きやすくなるなどの問題が出てきます
風邪をひくと体温が上がるのは、免疫力を向上させウィルスを退治しようとしているわけですね
また、女性の場合は生理が不順になったりすることがあります
体脂肪率と体型の参考写真です。女性の場合は+5%くらいで見てもらえれば参考になるかと

適切な体脂肪率は、腹筋がバキバキに割れるほどの低い体脂肪率ではなく、お腹にうっすら筋が入り、脂肪感もほどよくある状態といえます
初心者のオジサンは、スタートの目標としてはこの15%程度の体脂肪率を目指してはいかがでしょう
というか、たっぷり脂肪がついた40過ぎのオジサンな「腹筋バキバキ」目指すと、脂肪を減らすときに筋肉を維持するが難しく、逆にかっこわるくなる可能性高いです
15%、これも結構きついです。私はまだ達成できていません
始めた頃、25%~30%の間くらい。今は15~20%の間くらい
これでも体重で20kg以上減らしました
体脂肪率は測れない
ちなみに体脂肪率を正確に測るのは難しいです
市販の体重計に体脂肪率を測る機能がついているものもありますが正確とは言いにくいです
数字を測るより、鏡で自分の身体を確認しながら体脂肪率を推定しましょう
筋トレ
すでに述べたようにダイエットの定義は「無駄な脂肪を適切にへらす」 です
この「適切」のために「筋トレ」を食制限と並行して行い、筋肉を減らさないようにいます
要は、筋肉をできるだけ減らさずに、脂肪だけ減らす
食事や有酸素運動だけでは脂肪だけでなく、筋肉まで減ってしまいます
詳しくはこちらを

ボディメイク
脂肪を減らして適切になったらどうする?
・適切な体脂肪を維持する
・さらに進めて筋肉量を増やす
ということを考えるはず。
いや、ぜひ考えてください
せっかく体脂肪を適切にしたのに、ここでやめてしまったらもったいない
少なくとも「適切な体脂肪を維持する」ようにはしたいですね
個人的には筋トレに魅力を感じて「筋肉量を増やす=筋肥大」ことを目指してほしいです
特に40歳をすぎると放っておくと筋肉は減っていきます
筋肉が減ると代謝量は減る ⇛ 消費カロリーが減る ⇛ 脂肪がつきやすくなる
と、いつか来た道に戻ってしまいます
ですので、少なくても
「適切な体脂肪を維持する」
活動は続けてください。ケビンからのお願い・・・
そして今以上に引き締まったたくましい身体をつくるために
「さらに進めて筋肥大でたくましい引き締まった体」
を目指したくないですか?
そのためには、ダイエットのときと同じように「筋トレと食事管理」を続けましょう
この「引き締まった・たくましい体づくり」を「ボディメイク」と呼んでいます
「適切な体脂肪を維持する」
ためには、やはりダイエットと同様、食事管理と筋トレが必要です
さらに
「筋肉量を増やす=筋肥大」
となると、ダイエットの時に「脂肪だけ減らせない」のと同様に「筋肉だけ増やす」こともできません
筋肉を増やそうとすると、ダイエットと逆に
(摂取カロリー)>(消費カロリー)
の関係が必要です。この時どうして脂肪がついてしまいます
ですので、筋肉がある程度ついたら余分な脂肪を減らすためにダイエットをしないといけません。
これらの活動が「ボディメイク」です。
流れを書くと
①筋肉をできるだけ維持しながら適切な体脂肪に減らす(ダイエット)
②適切な体脂肪の状態から現状を維持する、もしくは、筋肉を増やす
・維持する場合
③筋力を維持する適度な筋トレと食事管理を継続する
・筋肉を増やす場合
④筋肉を増やすためのトレーニングと食事を行う
⑤定期的に増えた脂肪を減らすためのダイエットを行う
①に戻る
の流れになります。
④の筋肉を増やすトレーニングはダイエット時と変わりません
食事が筋肉増のための食事=栄養バランス、カロリー量に変わります
この筋肉増加期間とダイエット期間をどのようにするかは、人それぞれ目的に応じていろんなやり方があります
それは、また別の記事で
参考までに
私は、体重を基準に71kgまでダエットしたら75kgまで体重増を2~3か月サイクルで実施し、ボディメイクを楽しんでいます
さっさとダイエット終わらせてボディメイクの段階になると、筋トレや食事コントロールが楽しくなりますよ
なぜか?
ダイエット時は
(摂取カロリー)<(消費カロリー)
なので、なかなか筋肉が付きません。
「筋トレしても筋肉がついた気がせんなぁ」
「使うオモリの重量が増えんなぁ」
「腹減るなぁ」
ってストレスが大なり小なりあります。
しかし体脂肪を適切にして筋肉を増やす段階(筋肉増量期)になると
(摂取カロリー)>(消費カロリー)
の関係になるので
「しっかり食べれる」
「身体がたくましくなったぞ~」」
「筋肉が増えたなぁ」
って感じて楽しくなってくるでしょう
はやくこの段階になってほしいなぁっていうのが、ケビンの願いです
ちなみに
すでに体脂肪が適切な人はダイエットの必要はないので、ボディメイクのための筋トレと食事コントロールを始めましょう
まとめ
ボディメイク、筋トレ、ダイエットの言葉の意味を説明してきました
ダイエットで適切な脂肪にして、ダイエット時には筋トレで筋肉の低下を抑えましょう
そして、ダイエットに成功したら次はボディメイク
適切な食事と筋トレで筋肉の増加を目指して逞しくかっこいい身体をつくりましょう
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