マレーシアに住んで2年が過ぎました
多民族国家のこの国で住んでいると、日本や他の国と異なる文化に触れることがマァマァあります
その一つに「天井扇」があります
マレーシアどこの家にも付いている天井扇
天井扇については皆さんご存じだと思いますが、日本の家にはそれほど多くは普及していないと思います
冬の暖房効率をよくするために、天井が高い家に設置してるイメージでした
どっちかと言えばお金持ちの家に
ホンで、寒い時期に使うもの
(天井付近に上った暖かい空気をかき回すために)
ところが、常夏のマレーシアにはどの家庭にも付いていているそうです
これが私の部屋についている天井扇
照明付きの結構高級品のようです
これは、私がリクエストしたものではなく、最初からついていました
他の、赴任者にも聞いても、同じ
ついていない人はいないようです
家庭だけでなく、レストランやパブにも結構ついていますね
屋外、屋内関係なく
こんな感じ
羽の枚数や、材質(金属の板の場合もあればプラスチック製もあります)
メーカーに勤めているせいで、そんなところに目が行ってしまいます
高速道路にも結構看板がついていて、電気屋さんにも並んでいます
それと、家の天井には、天井扇を取り付けるための金具が標準的についているようです
つまり、マレーシアではごく一般的な家電のようです
ブランド
電気屋さんや、看板、レストラン等で見かける天井扇のブランドはほとんどPanasonicかKDK
この2種類ですね(他にもあるとは思いますが)
KDKはこんなブランドロゴです(ホームページから拝借しました)
私の部屋についているのはPanasonicでした
ほんでこの「KDK」ってブランド、いったいなんや???
と思って調べたところ、なんとPanasonicのグループ会社でした
昔、松下幸之助さんが買収した会社で、今もその会社のブランドを使って商品を発売しているようです
日本では見たことないよなぁ~
マレーシアでは結構有名なブランドのようです
なんでマレーシアで普及
日本では冬に効果的のイメージがあるのですが、常夏のマレーシアでなぜ普及しているのか気になりました
どうも、まだマレーシアが豊かな国になる前、国民の多くはエアコンを買えるほどの財力がなく、その代わりに天井扇を購入したことが切っ掛けだそうです(弊社ローカル社員説)です
Panasonic、KDKのホームページ見ましたが、英語なので諦めました
どうも、その普及にPanasonicが二つのブランドを使って頑張ったようです
ホンで、その工場がマレーシアにあるようです(これはChat GTPで調べました)
へー、面白いもんですね
ちなみに、よく似た気候のタイで長年住みましたが、私はタイで見た記憶はないですね
少なくとも、記憶に残るほど多くの回数は見たことはないと思います
効果
肝心の良さですが、かなりいいです
朝、夜なら天井扇が回っていれば十分過ごせます
エアコン使いません
夜寝るときも、これを回していれば快適に寝れます
「こりゃ、普及するな」
って思います
なんで、タイにはないんやろ???
てな感じです
メーカーの普及への努力の差なのでしょうか?
まとめ
十分な情報ではありませんが、マレーシアの一つの特徴の面白いグッズと思ってマレーシアの天井扇について書きました
メーカさんの普及への努力によって、カルチャーまで作ってしまった一例かなと思います
個人的にはすごい気に入っているアイテムですが、
「他の東南アジアの国に普及させるのはむずかしいのかな」
時々眺めては考えています
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